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アサド・コレクション

シリアの町を歩いていて一番よく目にするもの、それは…。

国旗?
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モスク?
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いやいや、確かにそれらも間違いなく多いのですが、それをはるかに上回るのがこの国の大統領、アサド大統領です。

どこへ行ってもアサド、アサド、アサド…。
アサド大統領を避けて通ることはできません。

そんな街角のアサド大統領を集めてみました。

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(大統領のお隣はレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の指導者、ナスララ師。シリア人曰く、アサド大統領の「friend」だそうです)


それにしても、何故、これほどまでにアサド大統領の姿を目にするのでしょうか。
これまでに訪れた国や地域(特に中国)では国家元首や為政者の写真・肖像画などが至るところに掲示されているのは目にしてきました。
しかし、シリアにおけるアサド大統領の露出度はその比ではありません。(私の超主観的な肌感覚です。数えて比較したわけではありません)

一体何故だろうと考えてみると、やはり一番大きいのはその国の社会体制ではないでしょうか。

現在のシリアは事実上、単一政党による社会主義国家です。
といっても、中国や北朝鮮のような共産主義政党ではなく、バース党(アラブ復興社会主義党)によって国家が運営されています。バース党は、アラブの統一と社会主義社会の建設を目指す政党で、シリアのダマスカスに本部を置き、イラクやヨルダン等のアラブ諸国に地域指導部を持ちます。
シリアでは1963年以降、イラクでは1968年以降に政権党となりましたが、両者は対立関係にありました。(2003年のイラク戦争でイラクのサダム・フセイン氏によるバース党政権は崩壊)
1970年以降、政治や軍の実権を握り続けたハーフェズ・アル・アサド前大統領(2000年死去)、そして父を継いだ次男のバッシャール・アル・アサド現大統領は、国内少数派のイスラム教アラウィ派に属します。(ガイドブックによるとアラウィ派12%、スンニ派は70%)。
どうやら少数派が多数派を動かす微妙な国内事情があるようです。

そんなわけで、大統領側は国内統制や求心力を得るために一見過剰とも思えるほど、写真を掲示しているように思われます。
逆に国民側はどうでしょうか。
何かと中東地域で存在感を発揮するアサド大統領を賞賛する一方で、本当は反体制の考えを持っていながら写真を掲示することで隠れ蓑にしている人々もいるのでは?(秘密警察などから逃れるため?)

真相は定かではありませんが、そんなことを考えながら、せっせとアサド大統領を撮り溜めたシリア滞在でした。


おまけ。
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